喉のつまり感・咽喉頭異常感症の分類と鍼灸治療

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現代医学的には、咽喉頭異常感症と呼ばれている。
俗称ヒステリー球ともいわれるが東洋医学では梅核気と呼ばれている。

この特徴は食道や咽頭部に検査しても何ら器質的な以上を認めないが患者は喉につまり感やふさがるような引っかかったような感じが取れない症状があります。
共通しているのが首のコリによる慢性筋肉疲労。

鍼灸療法

鍼灸での治療法は古くから残されている。
正経療法と奇経療法
私が行っているのは正経を利用した指圧・鍼療法。
しかもどの方法も一定の効果がある。

4つのタイプに整理できる。

1.肝鬱型

精神的な原因、ストレスが強く起こっている場合
イライラ、焦り感、怒り

2.肝気犯脾型

ストレスで消化器系に影響している場合
気持ち悪い、吐き気、食欲不振がある

3.陰虚型

口舌が乾燥し煩熱するとき

4.古傷が原因のタイプ

まれに古傷が原因の喉のつまり感の方がいました。
鼻の近くを喧嘩で殴られた傷が原因で喉のつまり感が出ていました。
顔にお灸を改善しました。

奇経療法では内関と公孫

凝りがあるところを「反応点」と呼びます。

喉のつまり感・咽喉頭異常感症の反応点は、首と腕のツボに出てきます。
これらを解消してツボに鍼をしてゆるめます。

整体指圧

合う合わないがありますので様子を見ながら方針を決めています。

・経筋療法と頸椎二番のねじれ解消法
・任脈療法 : 過敏な人向け。経絡現象が現れる人に使います。

その他の喉のつまり感の症例

手術痕による喉のつまり
この症例は、透熱灸で改善しました。

胆嚢のオペの癒着が原因の咽のつまり感
傷痕周りの施術でいろいろな症状が出る人がいます。
傷痕の癒着等が原因と思われる症状はお灸がオススメです。

よく使う中心となるツボ

・天突

精神安定作用のあるツボです。
・膻中

胸部に溜まった気血がスムーズに流れるように作用して胸のつかえを取り去る目的で使用します。

・内関

安心作用があります。精神作用を調整します。

・豊隆

障害された消化機能を清浄化し消化管内の余分な痰をとり除く働きがあるとされています。

・太衝

「肝」とつながりが深く、「気が上がっている」「気の流れが悪い」などの状態を改善する効果があります。
頭痛、冷え、のぼせ、不眠、ストレス、など、たくさんの症状に使われます。

・翳風

歯ぎしり噛みしめが強い方に使うツボです。

・極泉

膻中穴と反応を比較しながら補助的に使います。

・尺沢

喉のつまり感で喉に通じるツボの一つです。反応があればいい確率で喉に影響し改善してくれるツボです。

これらの効果は、治療直後に認められます。

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