不眠症とマッサージ


按摩指圧マッサージは、コリと呼ばれる筋肉の緊張にアプローチします。
このコリは、関連痛という痛みがあり上手に処理できれば、不定愁訴症候群に効果があることが経験的に知られています。

東洋医学的に表現すると偏った気と血を触圧刺激により全身にバランスよく配分できるカラダ作りをすることなのです。

治療方針

治療方針は、その方の環境と状態によって違ってきます。
もしも足に強い冷えがある場合は、カラダが温まるように。
ストレスで頭に気血が上っている場合は、足のツボを刺激しつつ気血が足に戻りやすい環境を使います。

昼間の按摩指圧と夜の按摩指圧は、少し調整することもあります。
そのまま家で眠れる環境であれば、リズムを使ってリラクゼーション効果を高めます。
按摩指圧の未経験者では、弱めの按摩指圧で調整することが多いです。

按摩指圧の実際(当院の方法)

※自分へのチェックのために実際どのようにやっているのか書き出してみた。

首肩のチェック
腰背部のチェック

仰臥位(あおむけ)

足指の牽引
足背部のツボ指圧(指節間、膀胱経の指圧と揉捏)
足の胃経・下腿の拇指圧・揉捏
胆経・下腿の拇指圧・揉捏
腎経・拇指指圧・揉捏
脾経・拇指指圧・揉捏
大腿前側・手掌軽擦・揉捏・手掌圧
腸腰筋手掌圧法

腹臥位(うつぶせ)

督脈を大椎から腰まで手掌軽擦・手掌圧法
膀胱経・第三胸椎あたりから一行線、二行線、三行の指圧
何れもコリ(慢性疲労筋肉)の強いところを解消していきます。
下肢
大腿部の手掌圧法、下腿は手掌圧法、
足底・勇泉の持続圧法
カカトの持続圧法

側臥位(横向き)

膀胱経・第一胸椎から第三胸椎まで拇指圧、揉捏
首の膀胱経・胆経・胃経(胸鎖乳突筋)
首の指圧(アモン。天柱、風池、完骨、翳風)
側頭部の四指揉捻法、四指指圧
上肢、前腕の手掌揉捏、手掌圧迫
肘関節のツボ指圧
手首のツボ指圧
手掌・労宮の持続圧法
反応があれば中渚の持続圧法
極泉の四指圧法

背臥位

顔の軽擦、四指圧法
首の指圧
百会の持続圧法

書き出して再確認したのが特定のツボはいくつもない。
足にあるツボと首の付け根にあるツボ。
顔のツボ
あとは、百会くらいだ。

背中に関しては、特定の場所が人によって随分とズレるからだ。

マッサージという言葉には、あん摩指圧が含まれている。
使い方は術者の選択です。
当院で主に使っているのは按摩指圧。

マッサージとどう違うのかと言われれば正確には、筋肉、生理学的にイメージして使うのがマッサージ。
えっ 按摩指圧は違うのか?

施術中のイメージは大きく違っています。
頭の中には経絡と呼ばれる筋肉のネットワークをイメージして按摩指圧しています。

ツボは、カラダに響いて行くことが大切だと思っています。
「ツボに入る」という言い方がありますがコトワザでは「心に響く」という意味だと思いますが按摩指圧では「カラダに響く」と言ってもいいと思います。

そういう指圧でありたいと思っています。

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